多言語エンジニアリング研究センター/ « テキスト・情報処理・多言語» 研究所

フランス国立東洋言語文化学院 (通称イナルコ、旧名ロングゾー ) の管轄である、多言語エンジニアリング研究センター (CRIM : Centre de Recherche en Ingénierie Multilingue) は1986年に創立されました。<テキスト・情報処理・多言語> 研究所 (ER-TIM : L'Équipe de Recherche en "Textes, Informatique, Multilinguisme") は2005年に創立され、博士号取得者を招いた教員体制になります。
CRIMは同時に:
- 言語学の基本研究と実践的応用 (専門用語抽出、文書自動分類、文書研究、テキストマインニング、電子文書からの語彙構築 等)が交差する研究センターです。
- 修士課程(旧修士免状:高等専修免状(DESS:Diplôme d'Enseignement Supérieur Spécialisé)取得に至る博士課程の教育を駆使するプロフェッショナルなカリキュラムを提案します。
講義は学部課程の一年目から受講することができます。(学部 世界の言葉と応用講義、多言語デジタル処理コース)
次に、CRIMは修士課程である言語エンジニアリング研究科(旧名 修士課程、文書・デジタル・多言語)に翻訳テクニック・情報管理専攻と多言語エンジニアリング専攻、2つのプロフェッショナルなコースを設けています。またイナルコの修士課程ではパリ第3大学とパリ第10大学との共同授業を実施しています。
CRIMは言語エンジニアリング研究科での教育内容をより明確にするためにPLURITAL(プリュリィタル・パリ第3大学の自然言語処理学科名称)とのイニシアティブを分かち合います。
1986年の創立以来、CRIMとER-TIMはヨーロッパ諸国では、PRINCIPやALPCU等の、フランス国内ではSAFIRや e-lexiquesまたVIGITERMES等の、数々の研究プロジェクトに参加しています。